天才カリスマ経営戦略コンサルタント大澤隆之の会計学講座

IQ169 人が思いつかないような全く新しい切り口からの経営戦略を提案する、カリスマコンサルタント大澤隆之のブログ

大澤隆之の会計学講座  収益認識  身近な事例とともに

大澤隆之です

 

簿記なんかを勉強された方は

費用認識について、考察した機会もあるでしょう

 

現金主義ではなく、実現主義というやつですね

会計記録を実態に即して表現するためのものです

そのあたりをまとめましょう

さて 大澤隆之 会計学講座続きます

 

 

収益認識は、現金の受け取りとは関係なく、品物やサービスの提供を行った時点。

 

Realized and realizable

Earned

現金の受領とは関係ない

商品やサービスの提供を行った時点

 

 

 

IFRSの収益認識

1 物品の売買 

リスク・価値の移転

実質的な支配も移転

収益の信頼ある測定

便益の流入

原価の信頼ある測定

 

2 サービスの提供 

進捗度に応じた認識

 

3 利息・ロイヤリティ・配当  

便益の流入・収益の測定、実効金利法、発生主義、権利が確定した時に認識

 

 

 

収益認識の例外

1 返品条件付販売 sales with right of return

2 Long-term construction contracts

3 Installment sales

4 Franchises, consignments

 

返品条件付き販売

卸売から小売業者に対して

例えばサプリメント卸業者が医療クリニックの院長、医師に対して、「売れなかったら返品してもらってもいいので、医療クリニックに置いて下さい」的にお願いする場合

医師は売れなければ返品

→収益認識はしない

 

 購入者が支払を済ませているか、支払義務を負っている+再販売の可・不可に関わらない

ことが条件の一つ

 

返品条件アリ+現金支払いなし ⇒収益認識不可

 

 

 

建設業

長期工事契約

 進捗度による計算  percentage-of-completion method

 

Matching conceptに準じるけど、見積に依存する

Reliably estimable

Reasonably assured

であることが求められる

 

 

Percentage completed = cost incurred to date / total expected cost based on latest estimate

 

 

建設コストの支払

Dr. construction in process

 Cr. Cash, payable,

 

Progress billings

Dr. accounts receivable

 Cr. Billings on construction in process

 

Collections

Dr. cash

 Cr. Accounts receivable

 

 

Dr. construction in process Gross profit

   Construction costs

  Cr. Revenue from long-term contract

 

Dr. billings on construction in process

  Cr. Construction in process

 

 

 

 

CIP construction in process建設仮勘定  今までの売上

BCIP billings on construction in process 建設仮勘定請求額

CIP>BCIP 流動資産

CIPBCIP 流動負債

 

 

Completed –contract method

工事が完成し、引渡の時点で認識

 工期が会計期間をまたがない

 コスト見積に信頼性がない

 固有の危険要素あり

場合には望ましい

 

 

 

IFRSでは工事完成基準は認められていない

 信頼ある測定不可 ⇒ 回収可能性が高い部分のみ認識

 工事契約原価は、発生した機関い費用として認識

 

 

工事進行基準、工事完成基準とも損失が認められる場合には、

見込まれる損失を全額前倒しして認識しなくてはならない

*ASK 会計士  利益前倒しはダメ  保守主義

 

 

 

 

割賦販売

回収が長期にわたり

分割により行われる

 

原則は、商品・サービスの引渡時

 

医療機関のお手伝いをすると、結構この手の物も多い

医療機器は高いですからね

医師も大変ですね

割賦販売 installment salesは、債権回収期間が長期で、代金の回収可能性を見積もる合理的根拠を欠く場合のみ適応可能

原則、商品引渡時に収益認識

 

長期で、不確実

⇒通常の会計処理はシーキビ

 

 

 

Installment Sales Method

 

会計手順

1 installment sales

2  cost of installment sales

3 BS : deferred gross profit

4 deferred gross profitの残高を回収代金にG/P率(利益率)を乗じてISrealized gross profit

 

 

Dr. installment AR

   Cr. Installment sales

Dr. cost of installment sales

  Cr. Inventory

 

Dr. installment sales

  Cr. Cost of installment sales

     Deferred GP

Dr.deferred GP

Cr. Realized GP

 

 

国際会計基準 IFRS 

販売価格はimputed rate of interestで割り引いた現在価値であり、この部分は販売時に認識される。

差額の利息相当分は実効金利法で利息収益として認識

 

コメント

最近は国際取引も多いため、公認会計士は、米国会計基準や、国際会計基準に触れる機会も多い

公認会計士も基準が変わるごとに勉強しなきゃダメなのです

 

 

割賦販売が重要な割合を占める場合には、full disclosureが必要

 

 

 

Cost recovery method

は、installment sales methodと同様であるが

売り上げが原価に達するまでは利益を認識しない

 

 

 

 

 

フランチャイズ

良く聞くフランチャイズの会計処理です

話聞きますが、コンビニなど結構フランチャイズフィーって高いですよ

(大澤たかゆき)

 

Franchise revenueは、サービスの提供が行われた時点で認識。

初期フランチャイズ料: initial franchise fee フランチャイザーがサービスを履行+代金回収の保証

継続フランチャイズ料: continuing franchise fee サービスが提供された時点で、収益認識

 

 

 

委託販売 consignment:

 

委託者が受託者に販売を委託

 

所有権は販売委託者が保持

販売受託社が販売した時点で委託者は収益認識。

 

販売代金の送金時点でcommission expenseを認識

受託者はcommission revenue

 

販売委託者が受託者に送った送料も原価算入

販売するまで、委託者の物 ⇒ 送料も委託者がもつってことね

 

文責 大澤隆之